こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
春夏に”ストレートパンツ”2着をヘビロテしました。
着心地が良いので、秋冬用も作ることにしました。
今シーズンのパンツのトレンドはストレートパンツとワイドパンツ?!
といった事とは関係なく”ストレートパンツ”にします。
腰回りはゆったり、膝から下にもゆとりを持たせたデザインです。
軽く体操をしてもふくらはぎが引っかからなくて快適です。
厚みのある起毛の綿の布、柔らかく暖かいネル寄りのベロアの布を使いました。
今回はそんなウエスト総ゴム”ストレートパンツ”の秋冬バージョンをご紹介します。
ポケット作り
裁断の後、縫い代の処理・アイロンかけをしながら縫い進めます。
縫い代は片側に倒しました。
ポケットを付ける場合は先に付けます。
- 前ポケットをつけます。
ポケット口がカーブしている場合、縫い代に切り込みを入れ返すときれいです。
- 後ろ飾りポケットを付けます。
既製服を参考にポケット布の長さを短くしました。
長さを横13.5cm(-1cm)に変更し、縦4.8cmはそのままです。
パンツ作り
- 前タックをたたみます。
ポケットとタックの縫い代に粗ミシンをかけておくと次が縫いやすくなります。
- 前後パンツの脇を縫い合わせます。
(今回は後ろパンツの切り替え(膝線)を縫い合わせます。)
縫い代を2枚合わせてロックミシンで始末をし、後ろに倒します。 - ポケット口のそばにかんぬき止めをします。
縫い代も押さえられるので、後ろパンツ側にジグザグミシンをかけました。 - 左右それぞれのまた下を縫い合わせます。
右前後股下、左前後の股下をそれぞれ縫います。 - 縫い代をまとめて始末し、前側に倒します。
片側(左脚)を表にし、もう一方の側(右足)に入れ中表に合わせます。 - 前後のまた上を続けて縫い合わせます。
縫い代は左側に倒します。 - 補強したい場合は「シック布」をつけます。
縫い代も押さえられて落ち着きます。
ベルト付け・仕上げ
ウエストは総ゴムベルトにします。
- ベルトを半分に折りアイロンをします。
裏ベルト縫い代をアイロンで内側に折り返しておきます。 - ゴムテーム通し口を残し、ベルトの短辺を縫い輪にします。
ベルトの縫い目は左脇と合わせます。
- パンツとベルト布を縫い合わせます。
パンツとベルト布を中表に合わせ、ぐるッと1周ミシンで縫います。 - ミシンステッチを3本(端ミシン2本+ステッチ1本)かけます。
間に10コールゴムテープ2本通します。
- 裾上げします。
4cm折り上げミシンステッチすると完成です。
合太毛糸で編んだセータを合わせています。
寒い季節は暖か素材を着ると心あがります。
最後までお読みいただきありがとうございました。