こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
今回はウエスト総ゴム”パンツ”の秋冬バージョンをご紹介します。
「中野ユカリさん」の「ちょっとよそ行き」から簡単にしたパンツです。
腰回りはゆったり、ひざ下はすっきりしたやや細身のデザインです。
膝下をそのままの基本型で作りました。
下にスパッツを履いて観光しても、幅は大丈夫でした。
厚みのある起毛の綿の布、柔らかく暖かいネルを使いました。
寒い季節は暖かくすると心あがります。
作り方もご紹介します。
ポケット作り
裁断の後、縫い代の処理・アイロンかけをしながら縫い進めます。
縫い代は片側に倒しました。
ポケットを付ける場合は先に付けます。
- 前ポケットをつけます。
- 後ろ飾りポケットを付けます。
パンツ作り
- 前後パンツの脇を縫い合わせます。
縫い代をロックミシンで始末をし、後ろに倒します。 - ポケット口のそばにかんぬき止めをします。
縫い代も押さえられるので、後ろ側にジグザグミシンをかけました。 - 左右それぞれのまた下を縫い合わせます。
右前後股下、左前後の股下をそれぞれ縫います。 - 縫い代をまとめて始末し、前側に倒します。
片側(左脚)を表にし、もう一方の側(右足)に入れ中表に合わせます。 - 前後のまた上を続けて縫い合わせます。
縫い代は左側に倒します。 - 補強したい場合は「シック布」をつけます。
縫い代も押さえられて落ち着きます。
ベルト付け・仕上げ
ウエストは総ゴムベルトにします。
- ベルトを半分に折りアイロンをします。
裏ベルト縫い代をアイロンで内側に折り返しておきます。 - ゴムテーム通し口を残し、ベルトの短辺を縫い輪にします。
ベルトの縫い目は左脇と合わせます。
- パンツとベルト布を縫い合わせます。
前タックをたたみます。
パンツとベルト布を中表に合わせ、ぐるッと1周ミシンで縫います。 - ベルトを閉じます。
縫い代を中に入れしつけで閉じます。
表から落しミシンをし、閉じます。 - ミシンステッチを2本(端ミシン1本+ステッチ1本)かけます。
間に10コールゴムテープ2本通します。
- 裾上げします。
ミシンステッチすると完成です。
最後までお読みいただきありがとうございました。